あれは同僚から誘われて、酒を飲みに出かけていったときのことでした。
出会い系アプリで出会った話をしてみることにしたのでした。
やっぱりセフレって関係は、僕のような太った男には不向きなのかもしれないなという気持ちもあって、何となくスッキリしない気分を持っていたため、誰かに話を聞いて欲しいという気持ちもありました。
酒の勢いもあるから、こんな話をすることもできるだろうって思っていたんです。
同僚と生ビールを注文して、思いっきり飲みまくっていきました。
「アプリで知り合った女とホテル入ったんだけどさ、30分で終わっちゃったんだよね。
そんなに自分は魅力ないのかな?」
「30分だと?ちょっと詳しく話してみろ」
彼に言われたので、出会い系アプリを使って知り合って、初回だけ2万円支払う約束で、それからはタダマンの関係を持つ予定だったことを話てみたのです。
「ひまトーークか、すぐにやらせてくれるような女なんて、それは素人じゃないからな」
「素人じゃない?」
「この世界には朝は、援デリっていうのが存在しちゃってるわけだよ。
つまり風俗な、ほとんどが違法な奴だけどさ、そういうのが無料で使えるようなところで客を見つけて女派遣しているわけ」
同僚にこのように言われて目を丸くしてしまいました。
僕はてっきり素人だと思っていたし、ただ自分のことが気に入らないから連絡が取れなくなったと思っていたのです。
「初回だけ金払って、あとはタダマンなんて話がおかしすぎねえか?

だったら最初から無料でヤラせるはずだよな。
いかにも男の気を引くための策だから、思いっきり業者なわけだ」
言われてみればその通りかもしれないと思いました。
なんで最初だけ2万円が必要なんだろう?今にして思うと、とても不自然極まりないって感じがしました。
彼の話では、無料の出会い系アプリはこのような業者がたくさんいて派遣をしていると言う事だったのです。